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2023年04月18日

【you're not alone】久々に鬱病が再発するかと…

4月18日㈫

先週後半~週末にかけて、久々に公私に渡り「これでもか!」というほどのトラブルや、出来事、情報が入ってきて、久々に鬱が再発するかと思いました。いや、本当にしんどくて、きつかったです。

あまりにも色々な事があったので、個々の詳細は省きますが、数日経ち、振り返ってみた結果・・・・

『あっ、俺、仕事に夢中過ぎたのは、独りっきりになるのが嫌だったんだ』という事に気づいたこと。

数年前の経営危機から鬱病発症したわけですが、その時、まず考えたのは、会社(経営)をなんとかしなきゃ、という事。あの頃、もし会社が破産してたら、金融機関の連帯保証人になっていた両親の財産まで差し押さえられてしまう。だから、まずは会社を立て直さなきゃ、と思い、動き出したのが鬱を脱する第1歩だったと思うんです。その直後に親父が急逝。この頃は、本当に死ぬんじゃないか、って思うほど、鬱状態が酷かった時期でした。

再生のために、まずお弁当の販売部門(B to C)を部門閉鎖し、デリバリーに特化することを決め、それまでと全く違う、横濱うお時をReブランディング&ネットでの受注販売を開始したのが4年前。つまりコロナ渦の1年前。部門閉鎖という事はリストラをしたという事です。このストレスはさらに鬱病を悪化させたな、と今なら客観的に思います。そのためか、この頃から夫婦別居しなきゃと思い、結果、後刻、離婚に至りました。

ご存じのようにコロナ渦が来て、運が良く、神奈川県のコロナ陽性・軽症者収容施設(ホテル)にお弁当を搬入するお弁当屋さんのJV(みたいな集合体というのが正しいのかな?)に参画し、結果的に見れば、今までお弁当を必要としなかった企業、お客様ご本人に、弊社のお弁当を知っていただくことができ…折から会食が難しい環境だったので、デリバリー需要拡大の波に上手く乗ることができ、コロナの影響、少なくて済みました。
そして、この横濱うお時Reブランドの経験を活かし、「洋食喫茶イセザキ」「濱乃や」等のブランディングを立ち上げ、2021年(2年前)には、お弁当の販売促進のために、活用されていなかった横浜のブログポータルサイトを買収・改修して『濱街沿線ダイアリー』の運用を開始。

この『濱街沿線ダイアリー』を運営する、エリアコミュニケーション事業部では、ママさんSEとライターをスタッフに抱え、神奈川県東部の情報を発信するだけでなく、僕が今まで実践してきた、webマーケティング手法、販促手法を他業種の方々に提供するビジネスもスタートしました。
この『濱街沿線ダイアリー』が参画する全国のポータルサイトArearesと連携して、全国各地の食材探し、セミナーの旅が始まったのもこの頃から。

また、以前にも経験があったのですが、昨年秋より、株式会社ハジメフーズのコンサルタントを経て社外取締役に就任し、現在月2回の大阪出張。飲食店舗部門事業を中心に売上・収益率の改善のためにお仕事をさせて頂いています。

結果、おかげさまで弊社の経営環境は大分、改善してきています!
経営改善が進んでも、悩みが尽きないのが、経営者の面白いではあると思うのですが・・・。w
改善はしてきていますが、まだまだなんですよね、それでも力不足を実感してますが。

まぁ、自分で考えても、この数年間の仕事量・アウトプットは・・・・。
波乱万丈、ジェットコースターみたいな人生だと思ってます。
正直言って、かなり充実した毎日を過ごしています。平日は…
でも、週末や祝日、嫌いなんです、というか怖いんです、本当のことを言うと。

前述したように、鬱病から脱する事が出来たのは、仕事に没頭できたから。でも、なぜ、ここまで没頭出来たかというと、鬱で失った元嫁さんや、親友に、いつの日か「あの頃は本当にごめんなさい。でも、今の僕は大丈夫だよ」って言いたかった、思ってほしかったから、それだけだったと。現実的に考えれば、それって、とんでもなく甘い夢みたいな話ですが。でも、その微かな希望というか光が見えたから、最初の1歩を踏み出せたと思うんです。無論、それを可能にしてくれたのは、以前、このブログで纏めたように、僕の周りに、僕を助けてくれた方々が沢山いたからに外ならず、本当に運が良かったと思っています。僕は本当に人に恵まれている、そう思います。

これも以前、ブログで書きましたが、渡邉家はとっても特殊な家族で。祖母と叔母は熱心な宗教の信者。そして、これは初めて書くと思いますが、親父はとんでもない放蕩息子。僕と同様、心が弱かったのかな?あるいは元々が病弱だったから?か、親父が元気で仕事をしている思い出が僕には全くないんです。本当に。良い記憶として覚えているのは、一緒にゴルフ練習したり、旅行したり、派手な車を乗り回したり。でも、やっぱり悪い記憶の方が多くて、失踪して、親父の車を探しに母と羽田空港に行ったり、長期入院中に病院を抜け出して騒動を起こしたり、家に引きこもってたり、年末年始には毎年恒例の夫婦大喧嘩…。お袋はとんでもなく忙しく過ごしているのに、なんで親父は??
その分、子供の頃から母が不憫に見えて、「あんな親父、大人になりたくない」と反面教師として育ったと思います。

だから、きっと、僕にとって結婚は、凄く意味があったことだと思います。
そして、それがうまく行かなかったことに、トラウマを感じているのかもしれません。結局は親父と一緒になってしまったんじゃないか?と。
なので、週末、デパートやスーパー、あるいは家族連れが集まるようなスポットに行くと、気分が滅入ってしまう。
結果、週末、深酒してしまう事が多いような気がします。

長くなりましたが・・・
「鬱病になって失ったもの、つまり信用を取り戻したい」ってことが、鬱病を克服するきっかけになったと思います。
そのために仕事に没頭し、会社もなんとかなって来つつあるけれど…あれ、僕、全く鬱病を発症した時と全く変わってないじゃん。周りは変わっているのに、と今回、感じてしまったんです。正直「寂しい…」と。寂しさを感じたくないから、週末が嫌いだったんですね、僕は。

でも、今回、再発せずに済んだのは、こんな僕でも必要としてくれる人がいる、と感じることが出来たから。孤独じゃないから。
偶然にも、僕以上に過去から苦しみを抱えている友人からSOSの連絡が入ってきたり、自分より若い友達が僕の事を見ているって実感できたから。カッコ悪くても、自分をさらけ出せば、彼らの役に立てるかもしれない。見知らぬ人でも、過去の僕と同じように苦しんでいる人がいるかもしれない、その人に何かを伝えることが出来たらと思って書いています。

今の僕の希望の光は、同じような事を悩んでいる人に、「大丈夫だよ、僕だって生き残れたんだから」と伝える事なんじゃないか?
それが使命なんじゃないか?そう考えています。
だから鬱状態に陥ることはあっても、鬱病が再発することは無いと思っています。きっと大丈夫だと。

とはいえ、たまにこうやって、おっこってしまう。
メンタルダウンしてしまう。人間だから仕方ないとはいえ、本当にまだまだですね。強くならなきゃ。

さて、今日も頑張りますか。長文、お付き合いして頂きありがとうございます。
(嫌な思いをされた方がいたら、お詫びします)

追記:いつの日か、元嫁さんと親友、昔みたいに話せたら…という夢、心の片隅に大切に残しておこうと思っています。感謝と共に。
伝えるために書いている訳じゃない…ですからね。w 本当に。

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