2024年07月07日
【the time is change】変革の時かも…
まだ梅雨開けしていないのに…真夏のような暑さの日が続いていますね。
皆様、お身体は如何でしょうか?くれぐれも熱中症にはお気を付けください。
そんな暑い中、極寒のニュースを見つけてしまいました。
【速報】飲食店の倒産「リーマン以降最多」焼肉店は2.5倍「肉、光熱費、人件費」高騰のトリプルパンチ
記事にも書いてありますが、飲食に携わる身としては、非常に経営環境が厳しく、不安な状況が続いています。コロナ渦を乗り越え、ゼロゼロ融資の返済、あるいはリスケの手続きをしていたら、今度は海外の戦争・紛争による仕入れ価格の高騰。そして、価格改定をして物価高を乗り越えたら、今度は人件費の上昇…。給与水準を上げて求人広告を出しても、全然、母集団が出来ない。
まさに「人、モノ、カネ」の三重苦。
それしゃ、経営者の心が折れるのも無理はないと思います。過去に色々な経験(あんまり良い方ではない経験)を沢山して来た、と自認している僕でさえ…です。でも心が折れてしまうと、待っていうのは、運が良くて自主廃業、悪くて破産。本当にお先真っ暗な状況。正直、しんどく無い訳がありません。
でも、ふと冷静に考えると…今のやり方をしているからお先真っ暗なんじゃないか、と。
つまり、今までのやり方だから、この「三重苦」に苦しめられているんじゃないのか、と。
判りやすく書くと
通常、売上=単価×個数、
弊社の場合だと、1件当たりのお届け個数(単価)×ご注文件数(個数)
それを拡大していくには…
①お弁当の売上を伸ばす→生産数量を増産する必要がある
②お弁当の注文件数を増やす→エリアを拡大する必要がある
③ただ、絶対的な問題として、「お昼までのお届け」に集中してしまい、仮に①②への対応が出来ても、キッチンスタッフの負担が減らない
つまり、人財不足で倒産が叫ばれている飲食業者としては、この状況を劇的に変えていく事は不可能に近い。また、今の状況が続くようであれば一部スタッフへの負担が過度に増え、離職者が出てくることも想像がつく。結果、より人財不足という負のスパイラルに陥る公算が高くなる。
これ、正直、恐怖でしかありません。経営者としては。
なので、考え方を変えることにしてみました。
至極単純に、売り上げではなく、利益だけを考えよう、と。
経営は結局のところ利益を生み出すことが全て。極端な話、売り上げが下がっても、利益が増えれば良い。そう考えると、今いるスタッフで、より効率良く、そしてより高価値で利潤が生まれる商品をご提供すれば良い。
そこで辿り着いたのが…
①商品アイテムの見直し(各ブランドごとの受注数の見直し)
②複数デリバリーサイトとの交渉を経て、自社配送への切り替え
つまり、売れる価格帯の商品に製造をより集中させ、自社配送化でキッチンスケジュールを管理し、より作りやすく、ゆとりを持たせた生産体制に移行しつつあります。経営用語でいうと、集中と選択、職場の環境整理。
でも、それでも、一部スタッフの負担が減ってない状況。
その理由は、ロケ弁屋さん、デリバリー屋さんの根本的課題、つまり、毎日違う、お客様、場所にお弁当をお届けするという点。なので一見すると、オペレーションが同じように見えても、実は毎日の段取りが日々違う、という事に起因しているわけです。
製造個数も、配送時間もすべてが毎日異なる訳ですから。
それを改善するには、毎日、あるいは定期的に御注文をくださるお客様を獲得し、所謂、ベース売上を確保しなければ、という考えに至りました。TV局や制作会社、芸能関係から、セミナーや会議を定期的に行う企業様へ、メインターゲットを変えていかなきゃ、と。
そう、お弁当を必要とするお客様、その中でも「特に」を絞って、ご契約、そして定期的にお弁当をお届けする。そうすれば、製造する商品群はより限定的になり、数字も予測できることから、日々の注文数をコントロールできるようになる。
つまり、真の意味で、「受け身営業」から「攻めの営業」への変革期に弊社、なってきた気がします。
実際に動いてみたら…某企業様との年間契約や、全く想定外の顧客層を発見したり・・・と。自分でも驚いています。
今、出来ること、やれることは限られているかもしれない。
でも、見方を変えて、やり方を変えたら、ひょっとしたら、違うカタチに変化、成長するかもしれない。
変える事は経営者にとっては、とても怖い事。でも、その怖さを克服しなきゃ、「三重苦」は乗り越えられないのかも。
また、スタッフにとっても、僕が「こんな風に変えて、営業して、こう変えていきたいんだ」と話すことで、期待を持ってもらえるかもしれない。少なくとも、不安をすこしでも払拭出来たら、と。
厳しい時代だからこそ、うお時、変化し続けます。スタッフの為、自分の為。そして存続し続けるために。存続し続けることがお客様への最大の感謝とサービスだと思っているので。
引き続き、皆様のご愛顧、ご助言よろしくお願い致します。
告知:弊社、現在、人財募集中です。ご興味ある方は、是非ご覧ください!
マイナビ:うお時ページ
https://baito.mynavi.jp/cl-002838706230/?utm_source=bing&utm_medium=cpc&utm_campaign=dsa_new&msclkid=638cac915cec19c5eba8ca1b7fd7179f
追記:全く想像もしていなかった新しい顧客層へのアプローチ、すでに始まっています。ご期待ください。ヒントは上記、求人広告に掲載されてますが…
皆様、お身体は如何でしょうか?くれぐれも熱中症にはお気を付けください。
そんな暑い中、極寒のニュースを見つけてしまいました。
【速報】飲食店の倒産「リーマン以降最多」焼肉店は2.5倍「肉、光熱費、人件費」高騰のトリプルパンチ
記事にも書いてありますが、飲食に携わる身としては、非常に経営環境が厳しく、不安な状況が続いています。コロナ渦を乗り越え、ゼロゼロ融資の返済、あるいはリスケの手続きをしていたら、今度は海外の戦争・紛争による仕入れ価格の高騰。そして、価格改定をして物価高を乗り越えたら、今度は人件費の上昇…。給与水準を上げて求人広告を出しても、全然、母集団が出来ない。
まさに「人、モノ、カネ」の三重苦。
それしゃ、経営者の心が折れるのも無理はないと思います。過去に色々な経験(あんまり良い方ではない経験)を沢山して来た、と自認している僕でさえ…です。でも心が折れてしまうと、待っていうのは、運が良くて自主廃業、悪くて破産。本当にお先真っ暗な状況。正直、しんどく無い訳がありません。
でも、ふと冷静に考えると…今のやり方をしているからお先真っ暗なんじゃないか、と。
つまり、今までのやり方だから、この「三重苦」に苦しめられているんじゃないのか、と。
判りやすく書くと
通常、売上=単価×個数、
弊社の場合だと、1件当たりのお届け個数(単価)×ご注文件数(個数)
それを拡大していくには…
①お弁当の売上を伸ばす→生産数量を増産する必要がある
②お弁当の注文件数を増やす→エリアを拡大する必要がある
③ただ、絶対的な問題として、「お昼までのお届け」に集中してしまい、仮に①②への対応が出来ても、キッチンスタッフの負担が減らない
つまり、人財不足で倒産が叫ばれている飲食業者としては、この状況を劇的に変えていく事は不可能に近い。また、今の状況が続くようであれば一部スタッフへの負担が過度に増え、離職者が出てくることも想像がつく。結果、より人財不足という負のスパイラルに陥る公算が高くなる。
これ、正直、恐怖でしかありません。経営者としては。
なので、考え方を変えることにしてみました。
至極単純に、売り上げではなく、利益だけを考えよう、と。
経営は結局のところ利益を生み出すことが全て。極端な話、売り上げが下がっても、利益が増えれば良い。そう考えると、今いるスタッフで、より効率良く、そしてより高価値で利潤が生まれる商品をご提供すれば良い。
そこで辿り着いたのが…
①商品アイテムの見直し(各ブランドごとの受注数の見直し)
②複数デリバリーサイトとの交渉を経て、自社配送への切り替え
つまり、売れる価格帯の商品に製造をより集中させ、自社配送化でキッチンスケジュールを管理し、より作りやすく、ゆとりを持たせた生産体制に移行しつつあります。経営用語でいうと、集中と選択、職場の環境整理。
でも、それでも、一部スタッフの負担が減ってない状況。
その理由は、ロケ弁屋さん、デリバリー屋さんの根本的課題、つまり、毎日違う、お客様、場所にお弁当をお届けするという点。なので一見すると、オペレーションが同じように見えても、実は毎日の段取りが日々違う、という事に起因しているわけです。
製造個数も、配送時間もすべてが毎日異なる訳ですから。
それを改善するには、毎日、あるいは定期的に御注文をくださるお客様を獲得し、所謂、ベース売上を確保しなければ、という考えに至りました。TV局や制作会社、芸能関係から、セミナーや会議を定期的に行う企業様へ、メインターゲットを変えていかなきゃ、と。
そう、お弁当を必要とするお客様、その中でも「特に」を絞って、ご契約、そして定期的にお弁当をお届けする。そうすれば、製造する商品群はより限定的になり、数字も予測できることから、日々の注文数をコントロールできるようになる。
つまり、真の意味で、「受け身営業」から「攻めの営業」への変革期に弊社、なってきた気がします。
実際に動いてみたら…某企業様との年間契約や、全く想定外の顧客層を発見したり・・・と。自分でも驚いています。
今、出来ること、やれることは限られているかもしれない。
でも、見方を変えて、やり方を変えたら、ひょっとしたら、違うカタチに変化、成長するかもしれない。
変える事は経営者にとっては、とても怖い事。でも、その怖さを克服しなきゃ、「三重苦」は乗り越えられないのかも。
また、スタッフにとっても、僕が「こんな風に変えて、営業して、こう変えていきたいんだ」と話すことで、期待を持ってもらえるかもしれない。少なくとも、不安をすこしでも払拭出来たら、と。
厳しい時代だからこそ、うお時、変化し続けます。スタッフの為、自分の為。そして存続し続けるために。存続し続けることがお客様への最大の感謝とサービスだと思っているので。
引き続き、皆様のご愛顧、ご助言よろしくお願い致します。
告知:弊社、現在、人財募集中です。ご興味ある方は、是非ご覧ください!
マイナビ:うお時ページ
https://baito.mynavi.jp/cl-002838706230/?utm_source=bing&utm_medium=cpc&utm_campaign=dsa_new&msclkid=638cac915cec19c5eba8ca1b7fd7179f
追記:全く想像もしていなかった新しい顧客層へのアプローチ、すでに始まっています。ご期待ください。ヒントは上記、求人広告に掲載されてますが…
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