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2023年02月22日

【横浜BAYらっきょまで・・・・】大好きだったのにな。。

2月22日㈬ 横浜・馬車道にあるスープカレーのお店「横浜BAYカレー らっきょ」の破産のニュースを知りました。このお店は、横浜におけるスープカレーの草分け的存在のお店で、僕も大好きなお店でした。

元々はコの字?U字型カウンター?レイアウトのお店で、いつも行列が出来ていた人気店。骨付きの鶏もも肉ががっつり入っていて、少し酸味のあるスープが後を引く味でした。その後、地下ながらも箱の大きなお店になり、営業を続けられていました。でも、数日前に前を歩いた時に、閉店しているのに気づき、そして今日、破産のニュース。

【横浜BAYらっきょまで・・・・】大好きだったのにな。。

また、大好きだったお店が閉まってしまいました。
とはいえ、先日の川村屋さん同様、最後に行ったのはいつだったか思い出せないくらい前ですが。
何となく、カウンターだけのお店から、移転した際に、その雰囲気の変わりように違和感を感じたので、多分、それ以来お邪魔していないような気がします。

最近、特に痛感していることがあるんです。
それは、「美味しいものを作っているから売れるはず」とか、「この場所にお店を出したから大丈夫」と思って出店しても、決して生き残れるわけではない、という事です。しかも、こちらのお店のように人気店という実績があっても、です。
破産の原因は報道されていません。おそらくコロナ渦での顧客層の変化なのかな、とは思いますが。


よく「成功体験が大きいほど、目が曇る」と言いますが、うまく行っているときに改善を続けていかないと、実は普遍化して飽きられてしまう。家系ラーメンだって、20年前と今の商品って明らかに粘度というか煮込みが違う。より濃厚になってきた、と言えばそうなのですが。
あるいは、横浜で超有名な某カツレツ屋さんのように、毎シーズンごとに自家製ソースに使う食材を変えているとの事。一見判りづらいけれど、常に微調整・改善を続けているから、その美味しさは飽きられることがなく、名店として存続し続けている、という事実。

つまり、よりお客様に美味しく召し上がっていただくために・・・・
お客様が、その料理を楽しんで頂ける雰囲気を提供し続けるために・・・・

自分たちが作りたいものを提供するのではなく、お客様が求めているものをより進化・深化させることが、顧客満足を高めるコツなんじゃないか、と。つまり、そのお客様ニーズのコアな部分を自店の武器にすれば、お客様に自店の魅力を訴求しやすくなる。
そう考えると、やっぱり1番大切なのは、最初の作り込みなんだな、と。

お客様はこの料理を、こんな雰囲気のお店で食べたい、そう思っているはず。
だから、それを叶える為には・・・・・最初にどれだけブランディングイメージを考えてお店を作り、その後も、あれもこれもではなく、そのお店の商品・サービスを進化・深化させ続けることがお客様に飽きを感じさせず、顧客満足を得る方法なのかな、と考えています。

集中と選択、一点突破。そしてブレないこと。
大企業ではないので、ヒト・モノ・カネは限られている。
だからこそ、勇気を出して、絞るしかない。そして日々改善をし続けていかなきゃいけない。

清高もうお時もまだまだです。がんばらねば。。。


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