2022年11月29日
【出張後記】とある日の出来事
「最近、よく飛び回ってるね。何してるの?」そんな事を尋ねられるようになりました。
確かに、このところ出張が多くなっています。その理由は、大きく分けて3つです。大阪にあるビジネスパートナー企業との打ち合わせ、弊社が運営している濱街沿線ダイアリー関連、そして来年スタート予定の新プロジェクトの為です。
そんな僕のとある日の出張の模様を纏めたいと思います。僕のfacebookをご覧になった方は「あぁ、あの話ね」です。w
≪11月26日(土)≫
1泊2日の予定で大阪へ。自宅を8:30に出発。9:10ぐらいに羽田空港着。
次週の予約していたフライトの座席を変更したかったので、
有人カウンターに立ち寄り手続き。なので、久々にチケットをもらって搭乗。

10: 30のフライトだったので、9:50に保安検査場に入る。
10:00過ぎに、出発時間が使用機到着遅れで10:30→10:40に変更のアナウンス。
10:20に搭乗案内のアナウンスかと思ったら、「JAL113便ご利用のお客様、使用機が飛行中12か所の落雷にあい、使用が出来なくなったため欠航とさせて頂きます。・・・・」という想定外のアナウンスが。もちろん、搭乗を待っていた方々の「えっー」という声がサテライト中に響いたのは言うまでもありません。14・15ゲートにある乗継便・キャンセル待ちカウンターには既に長蛇の列が・・・。
その光景を見ていて・・・・ほかの場所にある乗り継ぎカウンターに行けば手続出来るんじゃないか?と閃き、16ゲートへ行くも無人。JALのグランドクルーに尋ねたら17ゲートは開いているとの事で、約400Mをキャリーバックを引きずりながら全力疾走。日常生活の中で走ることはめったにありませんが、空港内では良くあるから不思議です。w
17ゲートの乗り継ぎカウンターに到着した時にはゼェゼェしてる自分がいて…運動しなきゃですね。
それで、カウンターのグランドクルーに113便の件と伝え、すぐ対応して頂いたのですが。話していて20秒くらいで、次便の空席が一気に埋まり、クルーも困惑気味ながらも対応して頂いた結果、JAL121便(14:30)の座席を抑え、11:30・12:30・13:30出発便のキャンセル待ちにして貰えました。
これ僕的には裏技なのですが、例えば悪天などで利用予定の便がキャンセルになりそうなときに、同じ航空会社の別便を予約しておいて、搭乗の際にカウンターに行き予約を振り替えてもらう事が出来るのです。それを知っていたため、今回のような対応をお願いしました。ただ、出張直前に予約したチケット、それもホテルとセットで購入したものなので、優先順位は低く、上から3グレード目、種別B。30人以上が待っているはず。多分、次便は乗れないだろうなぁ。とにもかくにも、121便にぶっこんでくれた(笑)クルーに感謝です。

搭乗予定のチケットとキャンセル待ちのチケットを持って、16ゲートに向かうと、15ゲートの方から人がどんどん歩いてきます。「113便ご利用予定だったお客様は一旦到着ロビーに出て頂き、●●番カウンターにて振替便・キャンセルの対応をします」とアナウンスしています。満席便だったので300人くらいの方に影響が出たので、本当にパニックになっていました。飛行機をキャンセルして新幹線に切り替えた方も多かったんじゃないかな、きっと。
それで、16ゲートで仕事をしながら次便のJAL117便(11:30)の搭乗をのんびり眺め、定刻でも呼ばれなかったから、12:30のJAL119が出るゲート12に移動しようかと思っていたところ、なんとお呼び出しが。。。1名キャンセルが急遽出たため、最後の1人として追加搭乗することが出来ました。おそらく、2名以上で予約されていた方のチケット種別が違って、一緒に搭乗出来なかったからキャンセルになったのかな、と推測していますが。
なんにせよ、予約を入れていた121便よりも3時間早い便で大阪に向かう事が出来たので良かったのですが・・・。
経験ある方なら分かって頂けると思うのですが、ほぼ搭乗が終わった状態で、1人で後から機内に入ると、大概の人がこちらをみます。僕が乗った時には定刻を過ぎていて。しかも、機内アナウンスで、追い打ちをかけるように、「只今、当機のドアが閉まりました。・・・」のアナウンスが流れる中、キャリーを引きづって歩いてると、なんだか悪い事をした気分になってしまいます。
ただ、今回嬉しかったのは、フライトアテンダントさんが僕の座席に来て「キャンセルでご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」と言って頂けたこと。こういう気遣い、本当にありがたいですよね。

座席に座って一息ついていたら、お水まで持ってきて頂いて…重ね重ね感謝です。周りの方々の僕を見る目が変わった気がしました。w
結果、定刻より30分遅れで羽田を出発。爆睡してて離陸の瞬間を覚えていませんが。w
降りるときにも、「渡邉様、本日は申し訳ありませんでした」と声をかけて頂き。なんだか安いチケットで移動しているのに、トラブルにあっているはずなのに、とっても愉しい時間を過ごせた、そんな感じです。やっぱり当分、JALに乗ってしまいそうです。
その後、到着が当初予定より1時間半遅れてしまいましたが、無事、仕事は完了。本当に良かったです。
よく日々の営業に勝る営業はない、と言いますが、まさにそれを体感した感じです。当たり前のことをちゃんとやる、高いレベルで維持する、そうするとお客様の満足度はやはり上がるものなんですね。それが出来ているから、今回のようなトラブルにあっても、不満を感じることもなく、むしろ楽しい記憶として乗客の心に残る。
ピンチはチャンス、とも言いますが、それを可能にするのは、こういった当たり前のレベルをキープ出来てこそなんだな、と。
トラブルを通じて、そんなことを考えた次第です。経営者としてホスピタリィ、顧客満足を痛感する体験となりました。
また数年前にも同じような経験があり、その際にも思った事なんですが、JAL本当に変わりましたね。それぞれの役目をちゃんとこなして、且つ気配りも忘れない。大昔のJALとは全く違う。やはり経営破綻で大分、組織風土が変わったのかな?人も会社も、苦節を乗り越えて成長できる、そんな風にも感じました。やっぱり諦めないことって大切です!
良いフライトでした!ありがとうございました。。
追記:
仕事が想定よりも遅くなりそうだったので、定宿にチェックインが遅くなる旨を伝えておいたからか、24時のチェックイン時には、お部屋がUPグレードされていました。これもホスピタリティ。ありがたいです。ふとした日常の中にも学びは沢山ある。大切なのは、それを感じられるかどうかがポイントだと学んだ出張となりました。日々、是、勉強ですね!

確かに、このところ出張が多くなっています。その理由は、大きく分けて3つです。大阪にあるビジネスパートナー企業との打ち合わせ、弊社が運営している濱街沿線ダイアリー関連、そして来年スタート予定の新プロジェクトの為です。
そんな僕のとある日の出張の模様を纏めたいと思います。僕のfacebookをご覧になった方は「あぁ、あの話ね」です。w
≪11月26日(土)≫
1泊2日の予定で大阪へ。自宅を8:30に出発。9:10ぐらいに羽田空港着。
次週の予約していたフライトの座席を変更したかったので、
有人カウンターに立ち寄り手続き。なので、久々にチケットをもらって搭乗。

10: 30のフライトだったので、9:50に保安検査場に入る。
10:00過ぎに、出発時間が使用機到着遅れで10:30→10:40に変更のアナウンス。
10:20に搭乗案内のアナウンスかと思ったら、「JAL113便ご利用のお客様、使用機が飛行中12か所の落雷にあい、使用が出来なくなったため欠航とさせて頂きます。・・・・」という想定外のアナウンスが。もちろん、搭乗を待っていた方々の「えっー」という声がサテライト中に響いたのは言うまでもありません。14・15ゲートにある乗継便・キャンセル待ちカウンターには既に長蛇の列が・・・。
その光景を見ていて・・・・ほかの場所にある乗り継ぎカウンターに行けば手続出来るんじゃないか?と閃き、16ゲートへ行くも無人。JALのグランドクルーに尋ねたら17ゲートは開いているとの事で、約400Mをキャリーバックを引きずりながら全力疾走。日常生活の中で走ることはめったにありませんが、空港内では良くあるから不思議です。w
17ゲートの乗り継ぎカウンターに到着した時にはゼェゼェしてる自分がいて…運動しなきゃですね。
それで、カウンターのグランドクルーに113便の件と伝え、すぐ対応して頂いたのですが。話していて20秒くらいで、次便の空席が一気に埋まり、クルーも困惑気味ながらも対応して頂いた結果、JAL121便(14:30)の座席を抑え、11:30・12:30・13:30出発便のキャンセル待ちにして貰えました。
これ僕的には裏技なのですが、例えば悪天などで利用予定の便がキャンセルになりそうなときに、同じ航空会社の別便を予約しておいて、搭乗の際にカウンターに行き予約を振り替えてもらう事が出来るのです。それを知っていたため、今回のような対応をお願いしました。ただ、出張直前に予約したチケット、それもホテルとセットで購入したものなので、優先順位は低く、上から3グレード目、種別B。30人以上が待っているはず。多分、次便は乗れないだろうなぁ。とにもかくにも、121便にぶっこんでくれた(笑)クルーに感謝です。

搭乗予定のチケットとキャンセル待ちのチケットを持って、16ゲートに向かうと、15ゲートの方から人がどんどん歩いてきます。「113便ご利用予定だったお客様は一旦到着ロビーに出て頂き、●●番カウンターにて振替便・キャンセルの対応をします」とアナウンスしています。満席便だったので300人くらいの方に影響が出たので、本当にパニックになっていました。飛行機をキャンセルして新幹線に切り替えた方も多かったんじゃないかな、きっと。
それで、16ゲートで仕事をしながら次便のJAL117便(11:30)の搭乗をのんびり眺め、定刻でも呼ばれなかったから、12:30のJAL119が出るゲート12に移動しようかと思っていたところ、なんとお呼び出しが。。。1名キャンセルが急遽出たため、最後の1人として追加搭乗することが出来ました。おそらく、2名以上で予約されていた方のチケット種別が違って、一緒に搭乗出来なかったからキャンセルになったのかな、と推測していますが。
なんにせよ、予約を入れていた121便よりも3時間早い便で大阪に向かう事が出来たので良かったのですが・・・。
経験ある方なら分かって頂けると思うのですが、ほぼ搭乗が終わった状態で、1人で後から機内に入ると、大概の人がこちらをみます。僕が乗った時には定刻を過ぎていて。しかも、機内アナウンスで、追い打ちをかけるように、「只今、当機のドアが閉まりました。・・・」のアナウンスが流れる中、キャリーを引きづって歩いてると、なんだか悪い事をした気分になってしまいます。
ただ、今回嬉しかったのは、フライトアテンダントさんが僕の座席に来て「キャンセルでご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」と言って頂けたこと。こういう気遣い、本当にありがたいですよね。

座席に座って一息ついていたら、お水まで持ってきて頂いて…重ね重ね感謝です。周りの方々の僕を見る目が変わった気がしました。w
結果、定刻より30分遅れで羽田を出発。爆睡してて離陸の瞬間を覚えていませんが。w
降りるときにも、「渡邉様、本日は申し訳ありませんでした」と声をかけて頂き。なんだか安いチケットで移動しているのに、トラブルにあっているはずなのに、とっても愉しい時間を過ごせた、そんな感じです。やっぱり当分、JALに乗ってしまいそうです。
その後、到着が当初予定より1時間半遅れてしまいましたが、無事、仕事は完了。本当に良かったです。
よく日々の営業に勝る営業はない、と言いますが、まさにそれを体感した感じです。当たり前のことをちゃんとやる、高いレベルで維持する、そうするとお客様の満足度はやはり上がるものなんですね。それが出来ているから、今回のようなトラブルにあっても、不満を感じることもなく、むしろ楽しい記憶として乗客の心に残る。
ピンチはチャンス、とも言いますが、それを可能にするのは、こういった当たり前のレベルをキープ出来てこそなんだな、と。
トラブルを通じて、そんなことを考えた次第です。経営者としてホスピタリィ、顧客満足を痛感する体験となりました。
また数年前にも同じような経験があり、その際にも思った事なんですが、JAL本当に変わりましたね。それぞれの役目をちゃんとこなして、且つ気配りも忘れない。大昔のJALとは全く違う。やはり経営破綻で大分、組織風土が変わったのかな?人も会社も、苦節を乗り越えて成長できる、そんな風にも感じました。やっぱり諦めないことって大切です!
良いフライトでした!ありがとうございました。。
追記:
仕事が想定よりも遅くなりそうだったので、定宿にチェックインが遅くなる旨を伝えておいたからか、24時のチェックイン時には、お部屋がUPグレードされていました。これもホスピタリティ。ありがたいです。ふとした日常の中にも学びは沢山ある。大切なのは、それを感じられるかどうかがポイントだと学んだ出張となりました。日々、是、勉強ですね!

【50歳にて迷いっぱなしですが…】20年目の大改革中です
【the time is change】変革の時かも…
【反省】商売の基本を忘れていました。。
【久々のプレッシャー】沖縄マネージャーズセミナー
【出張族のお弁当屋さん】「何をするか」ではなく「誰とするか」じゃない?
【ブランドイメージの本質とは?】シウマイ弁当の値上げで思う事
【the time is change】変革の時かも…
【反省】商売の基本を忘れていました。。
【久々のプレッシャー】沖縄マネージャーズセミナー
【出張族のお弁当屋さん】「何をするか」ではなく「誰とするか」じゃない?
【ブランドイメージの本質とは?】シウマイ弁当の値上げで思う事