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2021年12月31日

【ワクワク感が止まりません】2021年を振り返って

本日は、2021年12月31日。昨年の今日はコロナに罹り、自宅で1人隔離療養生活の真っ只中でした。

ちなみに昨年のコロナ療養の様子はこちらでご覧ください。 https://kiyotaka.uotoki.com/e1592667.html

振り返ってみれば、その後も、今年はいろんなことが起きました。経営、家族、夫婦、交友関係の問題、悩み、そして鬱病の再発。
正直、良く生き残れたな、その位、心身ともにボロボロな状態でした。死んでいてもおかしくなかった。間違いなく、人生の中で最も辛い1年だったと思います。そんな僕を支えて下さった皆様に、まず心から感謝と御礼を申し上げたいと思います。

今年を振り返って思う事は2つあります。

1つは、自分一人で出来る事には限りがあるという事。様々な人の思いや、気持ちを全て受け止めて、それらを全て自分一人の力で対応することは非常に難しい、という事です。言い換えれば、周りの期待や要求に対してベストを尽くそうとするあまり、自分の心のキャパを完全に超えてしまった、結果、自分の生き方や思いに正直に生きれなくなり、自信を失い、鬱病になった自分を責め続けるという悪循環を繰り返していたと思います。
かかりつけのドクター、というより最早友達と相談して、一念発起。夏過ぎから仕事の仕方を変えました。一応社長さんなので会社を完全に休む事は難しいので、基本的なオペレーションはスタッフに任せ、僕は自宅で経理や財務、新ブランドの構築(企画)等を考える、そんな立ち位置で仕事をするようになりました。そうしたら、今まで消極的だったスタッフが少しづつではあるけれども、自分たちで考え、業務改善を自主的にするようになった。そして僕も妙な表現ですが、会社と距離を置くことで、今まで見えなかった事が見えるようになってきました。文字通り、距離を置くことって大切なんだな、と学びました。

これは会社だけでなく、人間関係においても同じことが言えるんじゃないか?と。何かをしてあげよう、喜んでもらおう、という気持ちがあまりに強かったのでは、と最近考えるようになりました。人、そしてその人の気持ちを理解するには、本当はすごく時間がかかる筈なのに、自分のイメージというか、条件反射的に、この人はこんな人だから、と想像して動いてたんじゃないか?と。まぁ、それは、相手への思いの裏返しでもある訳ですが。
でも、相手からしたら、「そんなの望んでないよ」って事が多々あったな、と。
なので、2022年、僕は「焦らない」をテーマに生きていきたいと思っています。じっくり、ゆっくり、相手の望んでいることを見定めて、その人が求めているレベルで、出来る事をやる、そんなイメージです。

2つ目は、どんなしんどい状況でも、hope(希望)を持ち続けるという事。
例え、それが叶わないかもと思う事でも、希望を持ち続ければ、その時抱えている問題を1つ1つ、超えていく事が出来る。
正直、僕の場合は、これでもかっていうくらいの複数の問題や悩みを一気に抱えてしまって、心がパンクしてしまった訳です。例えていうなら、ひもを解こうとしたら、余計にグチャグチャになってしまった、みたいな。
それを解決するには、1つ1つ解いていかなきゃいけない。1つ1つをクリアーする度に、「あぁ、まだこんなに問題残っているんだ」と思わず、「やれば出来るじゃん、俺」と自分を内心でほめてあげる事。そして、それら問題が全て解決したら、きっとこんな風になる、なれるんじゃないか、という希望を忘れずに思い続ければ、どんなに苦しくても、スピードは遅くても、1つ1つに逃げずに立ち向かっていける。だって頑張り続ければ、希望に近づける訳だから。なので、苦境に陥っても、絶対に希望を見失わない、それが生きていくうえでとっても大切なんだな、と実感しました。

まぁ、はっきり言えば、僕は、訓練されたポンコツだったことに気づいた年だったという事です。人の為に生きたいってプログラムされたポンコツロボット。自分の為ではなくてね。w その結果、鬱病になった。そしてこの病気はおそらく一生付き合っていかなきゃいけない病気だと思います。
でも、上記2つが分かったことで、僕は乗り越えられる気がしています。だって、今の僕には、やりたい事、チャレンジしたいことが沢山ありますから。

人が求める事ではなく、自分がしたいことから始める。
当たり前のことかもしれませんが、それが一番大切なんだなっと気づいた1年でした。

というわけで、僕がチャレンジ、より力を入れて取り組みたいのは、下記2点。両方とも仕事というのが僕らしいw

1つ目はご存知「濱街沿線ダイアリー」
濱街沿線ダイアリー

https://blog.hama1.jp/

細山編集長と偶然出会い、スタートした本プロジェクト。運用は、編集長を中心としたママさんライターさんに任せていますが、経営者としてみると、このサイトには地域振興という、とっても大きく、社会貢献できる方法が沢山ある事に気づきました。このサイトを活用すれば、もっと面白いビジネスが出来るんじゃないか、とワクワクしています。それは、濱街沿線ダイアリーの地域だけでなく、他の地域の振興にもお手伝い出来る可能性を秘めています。そんなことをやった人はいない、これ以上のワクワクは無いですよね。なので、昨年以上に、この部門に力を入れて取り組んでいきたいと思ってます。

2つ目は、新ブランド、新商品をどんどん作っていきます。
洋食喫茶イセザキ
https://gochikuru.com/store/3853/

2021年末、ギリギリにローンチできた新ブランド「洋食喫茶イセザキ」。
これは、僕が子供の頃、お祖父ちゃんに作ってもらったメニューの現代風リメイクです。やっぱり、僕には料理人の血が流れてる。僕の作った(考えた)料理を皆さんが召し上がり、笑顔になる。こんな幸せないじゃないですか。まぁ、これも、この1年でほぼ毎日食事を作り続けて痛感したことなのですが。なので、より多くのお客様の笑顔をみたいから、この新ブランド同様、地域性・旬を活かしたお弁当の開発や、濱乃やブランドのリニューアルも検討中です。うお時らしく、僕らしく、皆さんにもっと美味しい物、忘れられない商品をもっと作りたい、その思いが心の中いっぱいです。

2021年、本当に心身ともに厳しい1年でした。でも、その分、自分を見つめなおす事が出来た気がします。
そして、自分が何をして生きていきたいのかが、すごくわかった気がします。2022年、すごく楽しい1年に必ずなるような気がします。
皆様にとっても、素敵な1年になりますように。よいお正月をお過ごしください。








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