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2017年07月27日

老舗眼鏡屋さんにおける、集中と選択!

今回は、僕の親友のお話です。

オプティカル トゥモロー

山手学院中学の入学式で出会い、早30年。
大親友の佐々木君のお店が
リニューアルオープンしました。
その名は『オプティカル・トゥモロー』
店名を変更しての、新たなる出発です。

彼は、以前にも、ご紹介したことがあるかもしれません。
相鉄線鶴ヶ峰駅前のロイヤルマート内に
時計・眼鏡・補聴器を扱ってるお店の跡継ぎで
確か、彼も僕と同じで3代目だったはず。

僕と根本的に違うのは・・・・
彼がとんでもなく真面目で、自分で家業を継ぐと決め、
その為に他店でキャリアを積んできたという・・・・
まるっきり僕と正反対の、計画性、現実的思考ができる
漢なのです。

今回、リニューアルに伴い、彼が行ったのは・・・・
「集中と選択」。
地域性、顧客層を考え、眼鏡と補聴器に商品を絞り、
より専門性を増した店舗に生まれ変わらせました。
それに伴い、店舗スペースを縮小化し、
効率化を図った点も大英断だと思います。
元々、丁寧な接客と、商品説明でお客様満足を得てきた
お店です。このリニューアルにより、お客様への目配りも
今まで以上に出来るようになり、より多くのお客様の
ご満足を獲得する事になると確信しています。

ここからはあくまでも、僕が最近思う事なのですが・・・・
以前はお客様にご満足して頂くために、
様々な準備、努力をしていたと思います。
例えば品揃え。
様々なお客様が来店されることを想像して、
どの客層にもご満足して頂けるような商品を用意しておく。
でも、実際に販売、分析してみると、顧客動向は限られていて
主な客層以外の来店、購入者は少なく、
結果として売れない商品が長い期間、棚を埋めることになる。
でも、その商品を経営者は、いつ来店して頂けるか分らない
お客様のために、その商品を置き続けてしまう。

正直、その気持ち、よくわかるんです。
でも、やっぱり、来ない客層は、滅多に来店されない
ものなんですよね。
それを防ぐためには、今までの顧客・商品動向等の
マーケティングのみならず、そこで不要と考える
経営者の判断・勇気が必要だと思うんです。
その上で、自分たちが得意なお客様層に、
自分たちが得意の接客、自信のある商品で勝負する、
つまり自分たちの「売り」を最大限に生かす仕組み、
環境づくりが、商売にとって大切なんだな、
と常々思っています。
頑張りすぎない勇気とも言えるかもしれませんね。

お客様は厳密にいえば神様ではなく、
自分たちの良さを理解、ご満足して頂けるお客様こそが
お店にとっての真の神様。

自分たちの強みに重きを置いた佐々木君の改革、
心から賛同です。
僕も負けないように、頑張らねば!


≪オプティカル・トゥモロー≫
http://optical-tomorrow.jp/index.html


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Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 17:49│Comments(0)うお時関係今月の業務改善!
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