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2022年11月29日

【出張後記】とある日の出来事

「最近、よく飛び回ってるね。何してるの?」そんな事を尋ねられるようになりました。
確かに、このところ出張が多くなっています。その理由は、大きく分けて3つです。大阪にあるビジネスパートナー企業との打ち合わせ、弊社が運営している濱街沿線ダイアリー関連、そして来年スタート予定の新プロジェクトの為です。

そんな僕のとある日の出張の模様を纏めたいと思います。僕のfacebookをご覧になった方は「あぁ、あの話ね」です。w

≪11月26日(土)≫
1泊2日の予定で大阪へ。自宅を8:30に出発。9:10ぐらいに羽田空港着。
次週の予約していたフライトの座席を変更したかったので、
有人カウンターに立ち寄り手続き。なので、久々にチケットをもらって搭乗。



10: 30のフライトだったので、9:50に保安検査場に入る。
10:00過ぎに、出発時間が使用機到着遅れで10:30→10:40に変更のアナウンス。

10:20に搭乗案内のアナウンスかと思ったら、「JAL113便ご利用のお客様、使用機が飛行中12か所の落雷にあい、使用が出来なくなったため欠航とさせて頂きます。・・・・」という想定外のアナウンスが。もちろん、搭乗を待っていた方々の「えっー」という声がサテライト中に響いたのは言うまでもありません。14・15ゲートにある乗継便・キャンセル待ちカウンターには既に長蛇の列が・・・。

その光景を見ていて・・・・ほかの場所にある乗り継ぎカウンターに行けば手続出来るんじゃないか?と閃き、16ゲートへ行くも無人。JALのグランドクルーに尋ねたら17ゲートは開いているとの事で、約400Mをキャリーバックを引きずりながら全力疾走。日常生活の中で走ることはめったにありませんが、空港内では良くあるから不思議です。w

17ゲートの乗り継ぎカウンターに到着した時にはゼェゼェしてる自分がいて…運動しなきゃですね。
それで、カウンターのグランドクルーに113便の件と伝え、すぐ対応して頂いたのですが。話していて20秒くらいで、次便の空席が一気に埋まり、クルーも困惑気味ながらも対応して頂いた結果、JAL121便(14:30)の座席を抑え、11:30・12:30・13:30出発便のキャンセル待ちにして貰えました。
これ僕的には裏技なのですが、例えば悪天などで利用予定の便がキャンセルになりそうなときに、同じ航空会社の別便を予約しておいて、搭乗の際にカウンターに行き予約を振り替えてもらう事が出来るのです。それを知っていたため、今回のような対応をお願いしました。ただ、出張直前に予約したチケット、それもホテルとセットで購入したものなので、優先順位は低く、上から3グレード目、種別B。30人以上が待っているはず。多分、次便は乗れないだろうなぁ。とにもかくにも、121便にぶっこんでくれた(笑)クルーに感謝です。



搭乗予定のチケットとキャンセル待ちのチケットを持って、16ゲートに向かうと、15ゲートの方から人がどんどん歩いてきます。「113便ご利用予定だったお客様は一旦到着ロビーに出て頂き、●●番カウンターにて振替便・キャンセルの対応をします」とアナウンスしています。満席便だったので300人くらいの方に影響が出たので、本当にパニックになっていました。飛行機をキャンセルして新幹線に切り替えた方も多かったんじゃないかな、きっと。

それで、16ゲートで仕事をしながら次便のJAL117便(11:30)の搭乗をのんびり眺め、定刻でも呼ばれなかったから、12:30のJAL119が出るゲート12に移動しようかと思っていたところ、なんとお呼び出しが。。。1名キャンセルが急遽出たため、最後の1人として追加搭乗することが出来ました。おそらく、2名以上で予約されていた方のチケット種別が違って、一緒に搭乗出来なかったからキャンセルになったのかな、と推測していますが。

なんにせよ、予約を入れていた121便よりも3時間早い便で大阪に向かう事が出来たので良かったのですが・・・。
経験ある方なら分かって頂けると思うのですが、ほぼ搭乗が終わった状態で、1人で後から機内に入ると、大概の人がこちらをみます。僕が乗った時には定刻を過ぎていて。しかも、機内アナウンスで、追い打ちをかけるように、「只今、当機のドアが閉まりました。・・・」のアナウンスが流れる中、キャリーを引きづって歩いてると、なんだか悪い事をした気分になってしまいます。
ただ、今回嬉しかったのは、フライトアテンダントさんが僕の座席に来て「キャンセルでご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」と言って頂けたこと。こういう気遣い、本当にありがたいですよね。



座席に座って一息ついていたら、お水まで持ってきて頂いて…重ね重ね感謝です。周りの方々の僕を見る目が変わった気がしました。w
結果、定刻より30分遅れで羽田を出発。爆睡してて離陸の瞬間を覚えていませんが。w
降りるときにも、「渡邉様、本日は申し訳ありませんでした」と声をかけて頂き。なんだか安いチケットで移動しているのに、トラブルにあっているはずなのに、とっても愉しい時間を過ごせた、そんな感じです。やっぱり当分、JALに乗ってしまいそうです。

その後、到着が当初予定より1時間半遅れてしまいましたが、無事、仕事は完了。本当に良かったです。

よく日々の営業に勝る営業はない、と言いますが、まさにそれを体感した感じです。当たり前のことをちゃんとやる、高いレベルで維持する、そうするとお客様の満足度はやはり上がるものなんですね。それが出来ているから、今回のようなトラブルにあっても、不満を感じることもなく、むしろ楽しい記憶として乗客の心に残る。
ピンチはチャンス、とも言いますが、それを可能にするのは、こういった当たり前のレベルをキープ出来てこそなんだな、と。
トラブルを通じて、そんなことを考えた次第です。経営者としてホスピタリィ、顧客満足を痛感する体験となりました。

また数年前にも同じような経験があり、その際にも思った事なんですが、JAL本当に変わりましたね。それぞれの役目をちゃんとこなして、且つ気配りも忘れない。大昔のJALとは全く違う。やはり経営破綻で大分、組織風土が変わったのかな?人も会社も、苦節を乗り越えて成長できる、そんな風にも感じました。やっぱり諦めないことって大切です!

良いフライトでした!ありがとうございました。。

追記:
仕事が想定よりも遅くなりそうだったので、定宿にチェックインが遅くなる旨を伝えておいたからか、24時のチェックイン時には、お部屋がUPグレードされていました。これもホスピタリティ。ありがたいです。ふとした日常の中にも学びは沢山ある。大切なのは、それを感じられるかどうかがポイントだと学んだ出張となりました。日々、是、勉強ですね!






  

Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 09:34Comments(0)今月の業務改善!濱街沿線ダイアリー清高的私感

2022年11月17日

【御礼】本日で創業70年となりました。。

11月17日、本日、横濱うお時は、創業70周年を迎えました。
昭和27年(1952年)、祖父・時太郎が創業して、以降3世代でその歴史を紡いで参りました。

面白いのは、同じ屋号、同じ場所で料理を作り続けてきましたが、3代、その時代に合わせて商材を変えてきた点。
祖父は冠婚葬祭のお料理と工場での社食運営、二代目である父・六朗は法人給食、そして三代目の私はロケ弁・デリバリー型のお弁当の製造。
私が経営に携わって18年しか経っていませんが、3代に渡り、強みを活かして商売してきたことに感慨を覚えます。

それぞれの時代のお客様にご満足をして頂き、今日という日を迎えることが出来ました。いつもご愛顧頂いているお客様には、心より感謝・御礼を申し上げます。スタッフ一同、更なる「美味しい」を目指し、日々研鑽を続けて参ります。今後とも変わらぬご愛顧のほど、何卒、宜しくお願い致します。

尚、次月になりますが、70周年記念弁当を「濱乃や」、「横濱うお時」で販売予定です。ご期待くださいませ!




(写真は過去の社員旅行の模様です。1枚目は50年、2枚目は40年ぐらい前のものです。多くのスタッフ、従業員にも恵まれて、ここまで営業を続けてくることが出来ました。この場を借りて、みんなにも感謝を。本当に日々、ありがようございます)  

Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 07:17Comments(0)今月の業務改善!清高的私感

2022年09月24日

【本年5回目】大阪出張記

気がつけば、今年に入って5回目の大阪出張です。
ジェイ・ラインさんとのお仕事が始まってから、本当にいろんな方々と繋がり、また企画&営業が多くて、かなり充実してる気がします。皆様に感謝です。




台風襲来で羽田を発てるか心配でしたが、なんとか朝イチのANAで出発。駐車場もガラガラで幸先が良い感じでした。
駆け足で回ってきましたが、今回も様々な方にお逢いして、アドヴァイスや知恵を授けて頂きました。皆様、本当にお忙しいなか、お時間を頂きありがとうございました。

というわけで、内容は…ですので、出張中に食べてきた美味しいものをご紹介。
「二代目はじめ」さん
四条畷にある韓国料理のお店です。先月、「オオサカジン×YMS社長交流会」でお逢いした㈱はじめフーズ・山元社長にアポを頂き、ランチまでお付き合いいただきました。社長、お忙しいところ、本当にありがとうございます。

「二代目はじめ」さん

「二代目はじめさん」②



もう、熱々な感じだけでも、食欲が増しますね。
テールを煮込んだチゲを頂きましたが、これが絶品。ナムル類・炊き立て御飯のセットが真昼間から食べられます。すべて手作りで作られているため、うまみが半端ないです。本当に美味かったです。市内からはちょい距離がありますが、皆様、是非!


晩御飯は、名古屋から移動されてきた㈱アイアールシーの茂野社長とディープで思い出沢山の鶴橋へ。
写真撮り損ねましたが、新鮮なお肉を堪能。特にタンが絶品でした。

その後、難波方面で飲み、やっぱり〆は…先月に続き、やっぱりココで。
金龍道頓堀店

というわけで、今回も食い倒れとなってしまいました。
大阪は来月も出張だし。今度は何を食べようかな?
11月には北陸(富山)もありそうだし…食べ過ぎに気をつけなければ。w




  

2022年03月28日

【桜は咲きましたが…】飲食関連の社長にとっては厳しい春になりそうです。

久々にblogを書こうと思います。本当に2月~3月中旬まで目の回るような忙しさで。本業のお弁当だけでなく、4月以降、様々なタイアップやコンサルのお仕事のオファーなどがあり、なんだか2022年、僕にとっては一大転機になりそうな気がしています。

が・・・・

実は、この春から、コロナ関連の緊急融資の元金返済がスタートします。思い出せば2年前、安倍首相による緊急事態宣言の発令から、日本政策金融公庫、セーフティーネット(5号)を使用しての緊急融資を受けた企業、店舗は多かったんじゃないでしょうか?しかもコロナ禍がこんなにも長期に続くなんて、だれも想像していなかったと思います。僕も正直、半年か1年くらいだろう、そんな気持ちでした。

なので、コロナ融資の特徴である、元金の支払い猶予を2年で設定し、銀行と融資契約を結びました。
そして、その元金返済が、今年の5月からスタートします。

幸いにも、弊社は、コロナ禍以前の数字に戻りつつありますが、時短や酒類の自粛を求められた飲食店は、まだまだ以前の売り上げ水準に戻っていないところも多く、先日の東京商工リサーチのニュースでも、コロナ関連の倒産が今年に入って激増しているとの事。しかもその内7割
(と記憶しているんですが)が飲食・宿泊業関連との事。
今、僕らに出来る事は、なるべく外食の機会を増やす事なのですが、風潮というのかな、なかなか大人数での会食が難しい雰囲気があるのも事実です。

飲食業でビジネスを学んだ自分としては、飲食って本当に特別なビジネスだと思っています。人との輪を作り、みんなが気軽に楽しめる。そして就労人口も多く、社会になくてはならない業種。
だけど、このコロナの影響で、体力の弱い店舗はどんどん閉店してしまうんじゃないか、そんな危機感を食に関連している自分としては感じずにはいられません。特に、個人店やコロナ以前からも元気がなかった会社や店舗の状況は深刻だと思います。
そうすると、資本金、パワーのある系列店舗ばっかりになってしまい、特色のあるお店が減っていってしまう。寂しいですよね、本当に。

まぁ、弊社もそういうった意味で危険水域にいることは間違いないのですが。

また、ウクライナ情勢で食品原価の高騰も広がってきています。そうすると、ますます飲食業は利益を生みずらい環境に陥ります。コロナ融資の返済に、食材原価の高騰、それにコロナの影響だと思うんですが、求人広告を出しても本当に人が集まらない。
自社が生き残ることが最優先ではありますが、日本という国の飲食業界がどんな形になっていくのか、不安で仕方がありません。

でも、嘆いていても仕方がないので・・・・今、弊社、自分に出来る事をやるのみです。具体的には、営業活動(ネットも含めて)の強化と、食材原価の見直し(場合によっては仕入れ先の変更)、商品・ブランドのリニューアル等。
また、詳しくはかけませんが、某企業様との契約を通じて、今までとは違った形でビジネスになるかもしれません。
やらなきゃいけない事が多々ある。それだけでも恵まれてるな、と感じる日々です。

とはいえ、社長として、厳しい春を過ごすことになりそうです。
体調とメンタル管理、十分に気をつけたいと思います。皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。

うお時・ロゴ





  

2022年02月10日

【弊社のクレドにしようかな】talking loud,say everything



大好きな言葉、『talking loud ,say everything 』を、デザイン書道家の こばやし さんにマスクにして頂きました。結構、恰好良いと思うのですが、どうでしょうか?僕的にはかなり気に入ってるんですが。w

実は、この言葉を選んだのには、2つの理由がります。

1つは、このコロナ禍で世の中が先行き不安というか、閉塞感というか、仕方が無いとはいえ、とてもツマラナイ時代になってしまったような気がします。まぁ、コロナ禍以前より、保守的というか、硬直化した時代だなぁ~と感じていたのですが。みんながリスクを恐れて、チャレンジしない。責任を背負ってまで何かをしようとしない、そんな人が増えてしまったな、と。だから、世の中全般がつまらなくなってしまったのかな、とあくまでも私感ですが思うわけです。で、そんな時に頭に浮かんだのが、この『talking loud,say everything』という言葉。

簡単に訳しちゃえば、『大声で会話しろ、そして思っている事全て吐き出せ!」って事だと思うんです。
ツマラナイ時代と前述しましたが、そんな時代だからこそ、覚悟を持って、思いや気持ちに正直に行動が出来れば、良くも悪くも経験出るし、自己成長、満足できるんじゃないか、と。そういう人が増えていけば、閉塞感のある時代を変えることが出来るんじゃないか、と。

僕は、ここ数年、失敗の連続だったけど、ひょっとしたら、これからもそれが続くかもしれないけど、後になって後悔したくはない。だから思いのままに生きていきたい。そんな時にJAZZ界のレジェンド、Miles Davisの名言”Do not fear mistakes. There are none.”(失敗を恐れるな、失敗なんてない)。大好きだったはずなのに、いつの間にか僕はこの名言を忘れてた。つまり、僕自身も失敗を恐れ、ツマラナイ男になってた。でも、最近、色んなことが有って自分を見つめなおした時に、この言葉を思い出したんです。だから、臆病になってしまった自分にサヨナラする為に、『talking loud,say everything』をマスクにしてみた次第です。僕はボロボロになってでも、もっといろんな事にチャレンジしてみたい。でも、何かを始めるには自分がまず手を挙げて、周囲に理解・協力して貰わなきゃ、1人では何にも出来ない。しかも、このコロナ禍。生理的にも、空間的にも、積極的に自己発信していかなきゃ伝わらない。だから、この言葉が頭から離れないんです。


それと、2つ目の理由は、社長として。1人の人間として。スタッフのみんなに、もっと自分の考えや思いを、言葉にして欲しい。それをマスクしている僕は黙って聞くよ、というメッセージです。僕は前回のブログで、聞き下手、と白状しました。聞き下手だから、どうしても自分ばっかり発言してしまい、相手が言いたいことが言えない状況をひょっとしたら作っていたんじゃないかな?って。
もっとスタッフや周りの人たちが、各々思っている事、考えている事を知りたい。聞き上手になって、色んな人の思いや考えを受け止めて、一緒に何かを目指していきたい。そのためには、まず自分が人の発言を聞かなきゃ、という意識を持たなきゃ。つまり自戒の念と周囲への宣言みたいな意味を込めて、この『talking loud、say everything』をマスクにしたんです。

一見すると、この二つ、矛盾しているように感じるかもしれないけど、でも上手く出来るようになれば、僕の人生はもっと楽しく、意味のあるものになるんじゃないか・・と。人生は有限。人生にIFは無いけど、親父が死んだ年齢で僕の人生も終わるとしたら、あと21年しかない。その21年をどう愉しめるのか?それは1人だけでなし得られない愉しみを求める事なんだろうなぁ、と漠然と思っています。

talking loud、say everything!
僕の座右の銘かもしれません。ひょっとしたら、弊社のクレドになるかもね。
そうなったら、最高だよね、きっと!






  

Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 21:16Comments(0)今月の業務改善!

2022年02月06日

【ちと重い内容になるかも】生き方、生き様について



ご存じの方も多いと思いますが、僕は鬱病を抱えながら、会社経営しています。そうなったのは色々な理由が複合的に重なって、精神がパンクしてしまった訳ですが。

ただ人生って面白いのは鬱病と診断されて、まず考えたのが「仕事の仕方を変えよう!」と。全て僕が指示、命令をするのではなく、スタッフがみんなで工夫、考えて僕に「ボス、これでやりたいんですが・・・」という状態に持っていくためにはどうすれば良いのだろう?って。
結論から言うと、数人の中堅スタッフとFBのメッセンジャー機能を作い情報発信&共有出来るようにし、経営的課題や月次の数字報告等をオープンにする事で、経営者的意識づくりをし、少しづつ、目指している方向に向かって来てます。そこは満足してる部分と言えるかも知れません。なんせ、アルバイトの面接をアルバイトが行うような会社になった訳ですから、これって大変化ですよね。

他方、社長としての僕でない部分、つまりプライベートな僕は、今、本当に空っぽな状態です。使命感?義務感?で親父から会社を引き継いで18年目。考えたら仕事中毒で、気がつけば50手前のおっさんになってる。病気とは言え、守るべき人を守れなかった、大切な友人も疎遠になった。
家族の中にも亀裂というか、溝みたいな物が出来てしまった。会社は守れたけど、目指していたゴールイメージと真逆な結果になってる。孤立感、後悔や虚無感。こんなはずじゃなかったのに、と。

先日、ウチの編集長が僕の事をこんな風に濱街沿線ダイアリーの記事の中で書いてました。『編集長細山から見た渡邉社長(通称ボス)は、とにかく人が大好きな人です。見た感じは一見、怖い感じがしますが、優しくて自分の事よりも相手の事をいつも考えてくれます。トラブルがあっても、すぐに改善策を考えてくれたり、時には、自分が悪者になればいいと、悪役を演じてくれることもしばしばあるので、誤解してしまっている方も多いのかもしれません。寂しがり屋で、たまに面倒くさいな!と感じることもあります。しかし、全てをさらけ出してくれるからこそ一緒に仕事が出来ているのだと感じています。』

主観で書いて良いよ、事前に言ってはいたのですが、意外な文章(評価)だったので、正直驚きました。僕ってこういう風に見られてるのか?って。
本当の僕は人付き合いが苦手で、そんな積極的ではないし。正直言えば、パーティや初対面の人は苦手だし、人の話を聞くのは苦手だし。でも興味を持ったら一直線みたいな。

やっぱり、僕は死ぬまで仕事中毒で走り続けなきゃいけないんだろうか?この虚無感を感じながら。
金持ちになりたい訳でもないし、名声を得ようとは思わないけど。幸せって、自己満足とはなんだろう?と自問する日々が続いています。

答えはまだ見つかってない。
でも人生は有限だから、前に進み続けなきゃいけない。
だけど、パワーが足りない。僕はどうすれば良いのだろうか?
自分らしく生きるって、当たり前のようだけど、難しいですよね。本当に。



  

Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 11:34Comments(2)生存報告今月の業務改善!濱街沿線ダイアリー

2022年01月24日

【訪問多謝】くるめし弁当担当者ご来社!



ちょっと鮮度落ちですが、先日、デリバリーサイト「くるめし弁当」のご担当者様が来社。約2年ぶりの再会!第一声が「社長、痩せましたね~」と嬉しい一言。多分、最期に彼女に会ってからリバウンドはありますが、少なくとも14~15kgは体重落ちているはず。w

くるめし弁当さんは、出前館の兄弟サイト。
出前館さんが一般家庭へのデリバリーをメインにしているのに対して、くるめし弁当さんは、BtoB、つまり企業や団体向けのお弁当デリバリーをメインターゲットにしている企業様です。2020~21年にかけて、こちらのサイトの神奈川県エリアでNO.1売り上げを弊社が記録したこともあります。
そんなわけで、結構、深いお付き合いなのですが・・・・

今回のご訪問は、①なぜか、うお時(僕?)のインタビュー、②今後の弊社の展望(計画)等、でした。
ちなみに、担当者様は自称、「恋するアルコールライター」。
さてさて、どんな風に僕は料理されるのか、どんなふうに使われるのか、とっても楽しみです。


下記に「くるめし弁当」横浜うお時ページのURLを貼り付けておきます。ご興味のある方は是非、ご覧ください。
「くるめし弁当横浜うお時」

https://www.kurumesi-bentou.com/uotoki/?gclid=CjwKCAiAlrSPBhBaEiwAuLSDUA5Mz_kPjedWvinCPZQ8hso66Hji2skUAKn6haQhzqiPvwBOAUmTsRoC1hUQAvD_BwE

  

Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 07:23Comments(0)今月の業務改善!

2021年12月31日

【ワクワク感が止まりません】2021年を振り返って

本日は、2021年12月31日。昨年の今日はコロナに罹り、自宅で1人隔離療養生活の真っ只中でした。

ちなみに昨年のコロナ療養の様子はこちらでご覧ください。 https://kiyotaka.uotoki.com/e1592667.html

振り返ってみれば、その後も、今年はいろんなことが起きました。経営、家族、夫婦、交友関係の問題、悩み、そして鬱病の再発。
正直、良く生き残れたな、その位、心身ともにボロボロな状態でした。死んでいてもおかしくなかった。間違いなく、人生の中で最も辛い1年だったと思います。そんな僕を支えて下さった皆様に、まず心から感謝と御礼を申し上げたいと思います。

今年を振り返って思う事は2つあります。

1つは、自分一人で出来る事には限りがあるという事。様々な人の思いや、気持ちを全て受け止めて、それらを全て自分一人の力で対応することは非常に難しい、という事です。言い換えれば、周りの期待や要求に対してベストを尽くそうとするあまり、自分の心のキャパを完全に超えてしまった、結果、自分の生き方や思いに正直に生きれなくなり、自信を失い、鬱病になった自分を責め続けるという悪循環を繰り返していたと思います。
かかりつけのドクター、というより最早友達と相談して、一念発起。夏過ぎから仕事の仕方を変えました。一応社長さんなので会社を完全に休む事は難しいので、基本的なオペレーションはスタッフに任せ、僕は自宅で経理や財務、新ブランドの構築(企画)等を考える、そんな立ち位置で仕事をするようになりました。そうしたら、今まで消極的だったスタッフが少しづつではあるけれども、自分たちで考え、業務改善を自主的にするようになった。そして僕も妙な表現ですが、会社と距離を置くことで、今まで見えなかった事が見えるようになってきました。文字通り、距離を置くことって大切なんだな、と学びました。

これは会社だけでなく、人間関係においても同じことが言えるんじゃないか?と。何かをしてあげよう、喜んでもらおう、という気持ちがあまりに強かったのでは、と最近考えるようになりました。人、そしてその人の気持ちを理解するには、本当はすごく時間がかかる筈なのに、自分のイメージというか、条件反射的に、この人はこんな人だから、と想像して動いてたんじゃないか?と。まぁ、それは、相手への思いの裏返しでもある訳ですが。
でも、相手からしたら、「そんなの望んでないよ」って事が多々あったな、と。
なので、2022年、僕は「焦らない」をテーマに生きていきたいと思っています。じっくり、ゆっくり、相手の望んでいることを見定めて、その人が求めているレベルで、出来る事をやる、そんなイメージです。

2つ目は、どんなしんどい状況でも、hope(希望)を持ち続けるという事。
例え、それが叶わないかもと思う事でも、希望を持ち続ければ、その時抱えている問題を1つ1つ、超えていく事が出来る。
正直、僕の場合は、これでもかっていうくらいの複数の問題や悩みを一気に抱えてしまって、心がパンクしてしまった訳です。例えていうなら、ひもを解こうとしたら、余計にグチャグチャになってしまった、みたいな。
それを解決するには、1つ1つ解いていかなきゃいけない。1つ1つをクリアーする度に、「あぁ、まだこんなに問題残っているんだ」と思わず、「やれば出来るじゃん、俺」と自分を内心でほめてあげる事。そして、それら問題が全て解決したら、きっとこんな風になる、なれるんじゃないか、という希望を忘れずに思い続ければ、どんなに苦しくても、スピードは遅くても、1つ1つに逃げずに立ち向かっていける。だって頑張り続ければ、希望に近づける訳だから。なので、苦境に陥っても、絶対に希望を見失わない、それが生きていくうえでとっても大切なんだな、と実感しました。

まぁ、はっきり言えば、僕は、訓練されたポンコツだったことに気づいた年だったという事です。人の為に生きたいってプログラムされたポンコツロボット。自分の為ではなくてね。w その結果、鬱病になった。そしてこの病気はおそらく一生付き合っていかなきゃいけない病気だと思います。
でも、上記2つが分かったことで、僕は乗り越えられる気がしています。だって、今の僕には、やりたい事、チャレンジしたいことが沢山ありますから。

人が求める事ではなく、自分がしたいことから始める。
当たり前のことかもしれませんが、それが一番大切なんだなっと気づいた1年でした。

というわけで、僕がチャレンジ、より力を入れて取り組みたいのは、下記2点。両方とも仕事というのが僕らしいw

1つ目はご存知「濱街沿線ダイアリー」
濱街沿線ダイアリー

https://blog.hama1.jp/

細山編集長と偶然出会い、スタートした本プロジェクト。運用は、編集長を中心としたママさんライターさんに任せていますが、経営者としてみると、このサイトには地域振興という、とっても大きく、社会貢献できる方法が沢山ある事に気づきました。このサイトを活用すれば、もっと面白いビジネスが出来るんじゃないか、とワクワクしています。それは、濱街沿線ダイアリーの地域だけでなく、他の地域の振興にもお手伝い出来る可能性を秘めています。そんなことをやった人はいない、これ以上のワクワクは無いですよね。なので、昨年以上に、この部門に力を入れて取り組んでいきたいと思ってます。

2つ目は、新ブランド、新商品をどんどん作っていきます。
洋食喫茶イセザキ
https://gochikuru.com/store/3853/

2021年末、ギリギリにローンチできた新ブランド「洋食喫茶イセザキ」。
これは、僕が子供の頃、お祖父ちゃんに作ってもらったメニューの現代風リメイクです。やっぱり、僕には料理人の血が流れてる。僕の作った(考えた)料理を皆さんが召し上がり、笑顔になる。こんな幸せないじゃないですか。まぁ、これも、この1年でほぼ毎日食事を作り続けて痛感したことなのですが。なので、より多くのお客様の笑顔をみたいから、この新ブランド同様、地域性・旬を活かしたお弁当の開発や、濱乃やブランドのリニューアルも検討中です。うお時らしく、僕らしく、皆さんにもっと美味しい物、忘れられない商品をもっと作りたい、その思いが心の中いっぱいです。

2021年、本当に心身ともに厳しい1年でした。でも、その分、自分を見つめなおす事が出来た気がします。
そして、自分が何をして生きていきたいのかが、すごくわかった気がします。2022年、すごく楽しい1年に必ずなるような気がします。
皆様にとっても、素敵な1年になりますように。よいお正月をお過ごしください。






  

Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 15:01Comments(0)生存報告今月の業務改善!濱街沿線ダイアリー

2021年12月15日

【感慨深いなぁ】久々の実食

ロケ弁屋さんには、良くあることなのですが、お客様都合で急遽、お弁当の配送個数が減ってしまう事があります。例えば、天気で現場が変更になったり、予定より早く撮影が終わってしまいそうなので・・・など。
無論、当日の個数変更ですから、全額、御請求をさせて頂いておりますが。まぁ、今日、そんなことが有りまして・・・

久々に、自社のお弁当を自宅に持ち帰り晩御飯、実食しました。
うお時・鮭の塩焼き幕の内弁当(包装)
うお時・鮭の塩焼き幕の内弁当

総菜の味を、たまにチェックしていますが、商品自体を食べるのは久々。
で、正直な感想を言うと、「美味い」と思いました。胸を張って、「本当に美味い」と。
そして、とっても感慨深い気持ちになりました。

僕は30歳の時に、サラリーマンを辞し、実家「うお時」に戻ってきました。その頃はまだ有限会社で、ロケ弁屋ではなく、所謂、法人給食屋さん。有名な会社さんでいえば玉〇屋さんみたいな。朝、お弁当を注文すると、昼には日替わりの低価格弁当が届く。そんなお弁当屋さん。
ただ、みなとみらい地区の開発(ランドマークタワーの現場や周辺の建築現場等)が大方終わり、バブルもはじけて、売り上げは落ち、廃業寸前でした。それだけでもシンドイのに、僕にとって1番ショックだったのは、当時の経営者、つまり父や叔母、そして従業員のみんなが、みんな自信を失っていた事なんです。

自分たちが、魚を捌き、野菜を切り、全て手作りで作っていたお弁当、それを作っている自分たちが「美味しくない」、と思っている現実。
飲食店で、目の前でお客様をおもてなしするビジネスをしていた僕にとっては、その状況は全く想像だにすることができない現状でした。

あれから17年。いろんな事がありました。
成功も失敗も。スタッフも2/3くらい入れ替わりました。
法人給食をやめ、ロケ弁屋さんにターゲットを転換し続けてからも、お弁当を作り続けてきました。
この業態転換のきっかけは、日替わりではなく、メニューを固定化することで、味のブレを無くすことを考えたからです。つまり応用問題を解くのではなく、基礎力を徹底的に高めていくみたいな。自分たちの能力で出来ることの範囲を決め、それを徹底的に高めていく。そんなイメージです。

そして3年前、紆余曲折がありましたが、うお時史上、最大のリ・ブランド化に踏み切りました。以前よりも基礎力が高まり、よりお客様に認知、ご満足して頂けるように、60年以上守ってきたロゴを変え、メニューを固定して。結果、売上も順調に回復してきた時に、コロナが襲ってきました。これは僕にとっては、本当に最後の大勝負でした。多分、ここで失敗していたら、今、このブログを書いていることはなかったと思います。

コロナ禍で、幸いなことに神奈川県の療養者施設にお弁当を納品することが出来、なんとか、会社を守る事が出来ました。その頃から、お客様から、メールや口コミ等で「うお時の弁当は美味しい」という声やコメントを見るようになりました。でも、古くからいるスタッフはそれでも疑心暗鬼で。

で、先日、母が、「最近、うちのお弁当、美味しいと思うのよね」と。
よくよく見れば、古くからいるスタッフの顔つきが、以前と全然違う事に気づいたのです。あれ、会社の雰囲気が昔と全然ちがう、と。ひょっとして、自分たちも「うちの弁当は美味い」と思うようになったんじゃないか、って。

そして、今日、久々に弁当をちゃんと食べて、自分の確信になったのです。僕らが作るお弁当は、どこに出しても恥ずかしくない、本当に美味い弁当だ、と。

なかなか自信を持って、プライドを持って仕事をすることは難しい事だと思います。
でも、日々、出来ることをコツコツとやり続け、工夫やアイディアを積み重ねていくと、商品のクオリティは向上し、自分たちがつくる商品に自信やプライドを持てるようになる。そうなるためには、本当に途方もないほどの繰り返しと、工夫をし続ける事なんじゃないか?
それは商品だけでなく、人生や人付き合いも同じじゃないか?と。つまり、焦らない、じっくりと時間をかけて一緒に構築していく。

それが分かるまで、僕は17年間かかりました。
そしてうお時は、17年で少し成長しました。

でも、まだまだです。
この自信やプライドに満足することなく、更にお客様にご満足して頂く商品を作り続けていくのには、どうすればいいのか?
それをスタッフみんなが常に考え、発信、チャレンジしていける環境を作っていきたい。
今までの成功体験に満足せず、貪欲に、顧客満足という結果を追い求めていきたい。そんな組織にしていきたい。

うお時も、僕自身も、2022年、自らの殻を打ち破る、そんな年にしたいと思います。
これから17年、ひょっとしたら必要になるかもしれませんが、そのスタートは、自信をもちつつ、でも、そこに甘えない組織を目指すことから始まる、と信じて。

無論、僕の人生も会社同様、焦らず、じっくり考え、反省、失敗をすべき点を見つめなおして、それを活かす。より自分らしく生きていくために。もっと貪欲に人生を愉しむために。自分を信じて。

まずは、今の自分(自分達)が出来ることを決めて、毎日、出来ることを愚直に突き詰めていく。そして工夫やアイディアをトライ&エラーを恐れずにし続けていく。
全ては信じることから始まる。

会社だけでなく、自分自身にとっても、感慨深い実食、忘れられない実食になりました。。きっと、今晩の事は、死ぬまで忘れることはないと思います。












  

Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 21:44Comments(2)生存報告今月の業務改善!

2021年09月06日

【皆様是非】人財採用スタートです。弊社ってこんな会社なんです。w

平素より、大変、おせわになっております。
この度、お客様からのご注文が増えてきたため、人財採用に踏み切ることに致しました。
詳細は、下記、マイナビバイトのページをご覧頂ければ幸いです。

うお時・マイナビバイト2021年9月6日スタート号


掲載記事
https://baito.mynavi.jp/cl-002838706230/job-50786774/

職探しをされていない方も、うまく弊社の特徴がまとまっている内容だと思いますので、ご覧頂ければ幸いです。

是非是非、ご興味を持って頂ければ幸いです。
また、拡散もどうぞ、よろしくお願い致します。

尚、今回は、私ではなく、弊社中堅スタッフによる面接となります。
実は、初めての試み。実際の仕事内容や、社風を皆さん、気軽に尋ねてくださいね!  

Posted by 仕出し弁当「濱乃や」 at 09:39Comments(0)今月の業務改善!